≪おもろい英語・第12回! ≫ カテゴリー:「おもろい英語」
確か去年のことやったと思うのですが、イギリスに留学に行った女の子とチャットをしていたところ、
「”build a castle in Spain”で、夢想するという意味になるんですよ! 知ってましたか?」
と言われましたが、残念ながら僕は知りませんでした。
でも、そのような意味になる理由は、すぐに想像できましたので、その理由を言ってやりましたが、彼女は、「ふ~ん」といった程度の反応でした。
せっかく、1本取ってやった! と思ったのに、理由を知らなかったので、口惜しかったのでしょうね。フ フ フ
<build a castle in Spain=夢想する、非現実的な空想にふける、の語源!>
複数形の build castles in Spainや、build castles in the air も、同じく、夢想する、空中楼閣を築く、といった意味ですね。
そういえば、砂上楼閣という言葉もありますが、同じ意味ですね。
build a castle in Spain で、夢想すると言う意味になる理由ですが、世界史を知っている人には、容易に想像がつくことやと思いますが、以下、私見を述べます。
なぜ、私見なのかというと、念のため、僕も色々と調べてみたのですが、語源を書いてあるものが見当たらないのです。
<私見です>
16世紀後半、英国が台頭してくる前に、国力があったのは、スペインです。
スペインが力を持っていた時、英国はその風下に立っていたわけです。
そういう状況下では、、英国人は、あの憎っくきスペインをやっつけて、何時か、自分たちが、世界の覇権を握るんだと思っていたものと思います(当時のヨーロッパの人達の世界観は、ヨーロッパだけが世界だと思っていた)。
そういう気分の時に、何時の日にか、あの目の上のたんこぶのスペインを破って、スペインの土地に、自分たちの城を建てるんだ(スペインに侵攻する)! と思っていたのが、この「build a castle in Spain=夢想する」の語源やと、僕は思っているんです。
さて、その後の両国間の関係です。
当時、スペインは、植民地から自国に、莫大な量の金銀財宝を、船に積んで持ち帰っていたのですが、英国の海賊が途中で、その財宝を掠(かす)め取ったり、スペインの植民地を襲ったりしていたのです。
有名な海賊で、ドレーク船長なんてのがいましたよね。
この人、たくさんの金銀財宝をスペインから奪って、英国に利益をもたらしたので、エリザベス1世から、サーの称号を貰っているんですよ!
スペインは、英国に海賊を取り締まるようにと抗議をしましたが、実は、英国自体が、海賊を裏でバックアップしていたので、当然聞き入れられるはずも無く、戦争とはなりました。
スペインは、自国の無敵艦隊を派遣して、英国を侵攻しようとしましたが、英国の海軍に敗れて、壊滅的な打撃を受けます。
これをアルマダの海戦(1588年)と言います。
このアルマダの海戦を、実質的に指揮したのが、皮肉なことに、前述したドレーク船長だったんですね。
海賊行為をやっていたので、戦闘には慣れていたんですね。
スペインは、このアルマダの海戦を機に、徐々に国力を失っていき、代わりに英国が台頭してくるわけです。
英国人は、実際には、スペインを侵攻しなかったのですが、「build a castle in Spain=スペインにお城を建てる=夢想する」が、実現してしまった訳ですね。
このように、言葉とは、歴史を知っていれば、なお一層深く意味が分かり、覚えやすいということがありますよね。
さて、ここまで書いてきましたが、語源が、単に、「あの風光明媚なスペインに、いつかお城を建てたいな」、と言うようなことやったらどないしましょ!? は は は !
今日は、これにて時間となりました。
今日は、ちょっと遅く、2時半からバドミントンです。
それじゃまたねぇ![]()
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